-Body Visualization Unit-
Muscle
筋
電気インピーダンストモグラフィ(EIT)による筋活動の検出
THEME
筋電気刺激(EMS)時の筋活動可視化手段の開発
マルチノード電気トモグラフィックイメージング(mTEIT)の応用
EMS時の筋コンパートメントにおける生理的誘導導電性反応の差異傾向を探る。
EMS(Electrical Muscle Stimulation=筋電気刺激)とはその名の通り、電気の刺激で筋肉の収縮を促すトレーニングメソッドです。通常は脳からの信号が脊髄の運動神経を通って、筋肉に伝わることで収縮が起こります。それに対してEMSは、脳の代わりに専用の装置を用いて皮膚の上から筋肉に直接電気を流すことで、筋トレと同等の効果を得られるようになっています。EMSにゆっくりとした随意運動を組み合わせることで「速筋」と同時に「遅筋」も鍛えてしまうという、これまで不可能だった密度の濃いトレーニングを実現しました。しかし、これまで、EMSを用いたトレーニングのヒト骨格筋に対する効果については、ほとんど合意が得られていない。したがって、EMSの効果評価に適用できるために、画像ベースの筋可視化手段が必要です。
研究内容PDFMEMBER
Dr. Panji Nursetia Darma (Leader/JSPS PD)
崔 云龍(M0)
伊藤 崚太(B4)
古川 大地(B4)
努力、未来、a beautiful star
筋肉は糖と脂肪を燃やして大切な"臓器"です。私たちの日常生活には筋の情報を使う場面が多くあります。例えば、病院では筋の働きを調整する生体電気信号の情報を計測して、病気の診断や治療に活用しています。
Team Muscleは、筋活動を可視化する手段の開発を目指しています。筋トレーニングしながら、筋トレーニングに関するいろいろな知識を勉強しているので、筋トレーニングに興味がある学生たちがおすすめです。もちろん、医療現場で実際に働く方にお話しを聞きながら,研究に取り組むこともあるし、論文執筆、学会発表のようなチャレンジもあります。「医療分野に活躍して、社会に役に立ちたい」という意欲がある学生は是非武居研究室のTeam Muscleに来てください。一緒に頑張りましょう!