リンパ浮腫に苦しむ一人でも多くの患者さんを救いたい


TOMOCloudは、電気インピーダンストモグラフィー(EIT)法を用いて、
従来の医薬品や医療機器では対応しきれなかった『見放された後遺症』リンパ浮腫を、
早期発見・診断・治療まで行う医療機器『LTモニタ』を開発しています。

LTモニタとは


EIT法を搭載したウェアラブルセンサによって、発症初期の水分量とタンパク質量を、
極低侵襲でリアルタイムに、4D(3D + 時間)での可視化計測が可能です。
また、専用アプリで診断結果を確認でき、ドレナージのアドバイスを受けることが出来るので、
家庭でも病院でも手軽にリンパ浮腫ケアが行えます。

極低侵襲

医療基準を満たした1ミリアンペア
低電流の安心設計

リアルタイム

センサを装着しスマホアプリでいつでも
診断情報を確認できるので、病院でも在宅でも安心

パーソナライズ化

4D情報に加えて個人の特徴や傾向のヒストリー情報を
ビッグデータ解析し高精度診断

 

EIT法

EIT法とは,対象に電流を流した際に発生するインピーダンスを高速で多次元的に計測し,
画像再構成アルゴリズムにより,体内の導電率分布(電気の通りやすさ)を可視化する技術です.

近年では,血流や細胞などの被爆に対するセンシティブな対象に対しても,
『やさしい』4D可視化計測技術として展開が期待されています.
わたしたちはこのEIT法を独自の技術開発で飛躍的に発展させました。
詳細を見る

 

 

代表者からのメッセージ

千葉大学工学研究院教授
武居昌宏

TOMOCloudのきっかけになったのが「診断を身近にしたい」という切なる思いでした。

1990年代から電気インピーダンストモグラフィー法(EIT法)の研究を行っておりますが、当初は工業用途での使用のみでした。多分野での応用に向けた基礎研究や、本格的な民間企業との共同研究を重ね,技術力を精錬させて来ました。その後、わたしたちを取りまく社会の変化やニーズの増大に伴い、EIT法の医療用途での活躍を目指すようになりました。

EIT法はまだまだ世間では知られていない技術ではありますが、「高速、極低侵襲、安価」に着目され、世界中で研究が行われています。近年では、ハードウェア技術及びビッグデータ解析などの進歩により、EIT法の可能性は広がり続けています。

そこで、TOMOCloudはそれを研究だけに留まるのではなく、医療機器の開発によって社会課題を解決し、グローバル社会に還元することを目指しております。

 

 

メンバー

武居 昌宏
統括責任者
小川 良磨
チームリーダー
Panji
ソフトウェア開発
Marlin
画像再構成エンジニア
佐藤
社会実装モデル検討
PAGE TOP
MENU